4年間の活動に対するご支援 ありがとうございました -緊急支援終了により 救援本部は解散へ- 

―緊急支援終了により 救援本部は解散へー 
 救援活動はいつまで必要なのか、被災地は復興したのか、被災障がい者達は今後どんな支援を望んでいるのか等など救援本部としても話し合いを重ねてきました。そして緊急体制としてこのまま維持するのでなく、呼びかけ団体のゆめ風基金とDPI日本会議そして全国自立生活センター協議会(JIL)の3団体が日常の中で財政面と制度面をバックアップしていくことで、解散をすることの結論にいたりました。各地の被災地障がい者支援センターにも救援本部解散の意向を伝え、解散後のあり方を考えていただくよう1年前から準備してきました。現在最終の詰めを行なっているところです。
被災から4年目を迎えるこの3月で救援活動を終了し、その後この4年間の救援活動の総括や支援金の決算、今後に残された業務の分担など解散に当たっての課題を整理して、夏頃には解散報告会をもち終了としたいと思っています。
これまで救援本部に支援をいただいたみなさんに改めてお礼を申し上げますとともに、今後もそれぞれの立場から被災地を応援していただくことを心よりお願い申し上げます。
救援本部解散に伴いまして、支援金の受付を終了しました。
4年もの長きにわたり、心からの感謝です。街頭での募金活動、イベント会場や団体事務所に置かれた募金箱、定期的に届けてくださった方、年金の中から送ってくださった方、匿名の方、事務所まで足を運んでいただいた方、本当にありがとういございました。「顔の見える支援」をと思ってきましたが、励ましのメッセージや季節ごとのお便り機関紙の感想など、被災者だけでなく支援金を送ってくださる方々のお顔も見えたように思いました。3月末で会計を締めまして、決算に入ります。決算報告は、機関紙で公開しお知らせいたします。
なお今後、被災時の障がい者救援金は ゆめ風基金が引き継ぎます。
 ゆめ風基金は阪神淡路大震災をきっかけに、緊急時に備えておこうと発足しました。

これまで、地震・噴火・豪雨・台風・・・さまざまな自然災害が起こり、「ゆめ風基金」からは海外も含めて被災地の障害者・児に届けています。今回の救援活動も当初はこの基金を元にしております。お気持ちをこちらに寄せていただけるよう、お願いいたします。

ゆめかぜ【ゆめ風基金】振込方法
 郵便振替口座  00980-7-40043  ゆめ風基金
 ゆうちょ銀行  店番 099 当座0040043  ユメカゼキキン


★「逃げ遅れる人々」のDVDは、これまでどおり扱います。
事務局を閉じるまで、これまでどおり東北関東大震災障害者救援本部で扱います。また上映会などそのほかのお問い合わせも従来どおりです。例年のことですが、3月を迎えると、この上映会とあわせて防災関係のイベントが多くなります。
また救援本部事務所のあとは、全国自立生活センター協議会がひきつぎます。
★救援本部の事務所は、当面夏頃まで引き続きます。
電話、ホームページ、E-Mailもそのままです。
今後は、救援活動の総括 支援金の決算とその報告 被災地支援センターの閉鎖に伴う業務などにあたります。  
機関紙は4年間の活動報告のまとめをするまで、お届けします。