障害者救援本部 世話人会議








61

東北関東大震災障害者救援本部の世話人会議が開かれました。出席者は本部長、副本部長をはじめ、総勢25名が集まりました。

被災地での活動報告から:

  • 岩手県には支援センターいわて(盛岡市)の出張所が遠野市に立上がり沿岸部の支援に当っている。
  • 宮城県には支援センターみやぎ(仙台市)の出張所が亘理町、登米市に立上がった。亘理町は職を失ったたすけあい山元(介護保険施設)の職員の協力のもと活動している。登米市はそうそうの杜からボランティアが派遣され障害者の送迎業務にあたっている。
  • 福島県には支援センターふくしま(郡山市)の出張所を田村市(人材交流センター(仮称))に立上げる予定。また南相馬市のぴーなっつとも協力。

課題:

どこのセンターも人材不足。各所常時10人程度(岩手県、宮城県で計50人)が必要だが、ボランティア活動参加者に波があり、5人にまで減ることも。活動に支障がある。ボランティア参加者等の安定した人材確保のルート開発が望まれる。現地雇用も視野に入れているが、介護職は嫌煙されがちである。

今後の流れ

支援活動期間を4期に分けると以下のようになる。

  • 1期(311日から仮設住宅が立上がるまで)
  • 2期(仮設住宅への入居が決まるまで)
  • 3期(入居後、2012311日まで)
  • 4期(2012311日から2013311日まで)
  • その後現地で運営できるようにしていく

岩手県、宮城県は現在第2期に入っていると言えるが、福島県は第1期とも第2期とも言える。今後の動向に注目。